社長日記

グラスノチという言葉を覚えています?
ソ連を民主化する過程で行われたペレストロイカ(再構築)のなかで
重要な部分がグラスノチ(情報公開)です。

当社は、大変多くの社員が働いていますのでその管理は、
まともやれば大変なコストがかかります。
また、ルールを決めても当然のように守らない社員は
たくさんいますのできりがありません。
そんな時、重要な役割は、グラスノチです。
(トヨタで言えば「視える化」ですか)

例えば、当社では、営業マンの携帯電話料金はランキングを公表しています。
「減らせ」と言うより「見せる」で改善されます。
(ランキング公表当初は1位の人間を表彰してあげました)

また、昨年より営業日誌システムを導入し、
お互いの行動やお客様からのクレームやお褒めの言葉は
全スタッフが見えるようになりました。

もっともっと面白いグラスノチありませんか?
情報公開こそ改善の近道です。

当社は、2000人もの社員(パート含む)がいますので、
残念ながら信じられないようなトラブルが発生します。
そんな時いつも思う事は、「人間万事塞翁が馬」です。
クレームやトラブルは、きちんと直せばより強い会社になります。
大幅な売上増は、なくなった時には、大ピンチになります。

私の人生も「人間万事塞翁が馬」です。
・7才の時、父親が亡くなりました。
  そのおかげで勉強しました。(学校は公立しかダメと親に言われたからです)
  (だからコニックスは母子家庭を応援します。)

・名大工学部電気科に入学しました。(名大ならどこでも良かった)
  しかし、全く電気に興味が持てず全くわかりませんでした。

・電気科卒業のおかげで中京テレビに入社できました。
  当時の人事部長が先輩でエンジニアを欲しがっていた。

・技術に配属され、全く興味が持てず、これこそ本当につらい毎日でした。

・技術に配属されたおかげで妻と巡り会いました。
  コニックスは妻の実家の会社です。

・そして中京テレビを辞め当社に。
  これは最終的に吉なのか凶なのか?
  さしあたって今は幸福です。

城島選手が阪神入団決まりました。
中日にも欲しかったですが、阪神に行く事がプロ野球を面白くするでしょう。
素直に来期が楽しみです。

さて、その決定の経緯ですが、
「一番に電話をくれた」のようです。

私は常々思っている事は、
「人を感動させるには、「早い」が一番簡単であり、効果的」です。

社内、社外問わず、一緒に仕事したいなあと思う人は、
早くて笑顔で仕事ができる人です。
逆に付き合いたくない人は、
ぐず(遅い、その上忘れる)で笑顔のない人ではないでしょうか。

こんな事、気持ちの持ちようですぐ直せるのに、
なんで直さないのでしょう?
自分の事に気づかないのかなあ。

先日、近くのそばやに行きました。
当地域の大手チェーン店ですが、いつもガラガラでした。
「味は、良いのに」と思っていましたので不思議でした。
気になるのは、キアヌリーブスばりの二枚目の店長がいましたが、
癇癪もちのようで、レジを打ちながらも怒った顔をよく見かけました。

この前の日曜日、7時半頃いったら満員で入れませんでした。
味は変わっていませんが、変わったのは店長です。
半年ほど前から替わりました。
落語家ばりの笑顔とあいさつ、腰の軽い接客です。
感じの良い店長だなあと思っていたら、
店員の動きも楽しそうな感じになりました。
そして、お客さんもどんどん増えてきました。

簡単なものです。

私たちもいろいろな施設に入った時、
一番うれしい気持ちになるのは、楽しそうに仕事をしている人を見る事ではないでしょうか。

サービス業の最大の売り物は、
笑顔であり、楽しそうな仕事ぶりだと確信しています。
そんなサービスを提供する会社になりたいものです。

よくこの不況は100年に1度の不況なんて言葉を聞きますが、
よくよく考えてみると、日本にとっては、
「100年に1度の変化」ではないかと思います。

先日NHKのクローズアップ現代で、
需要はあるのに、売上総投下量が下がっている旅館業界でも
元気の良い旅館をいくつか紹介されていました。

一つは、仲居さんゼロでセルフサービスの旅館です。
そのかわり、設備は充実していて、食事は豪華なメニューで食べ放題の飲み放題
それで7800円。平日まで超満員だそうです。
他、女性専用旅館、ペット専用旅館、地元超割引旅館等
お客さんを絞る戦略の成功例が紹介されていました。

こういった成功例を見ても「変化」に対する恐怖心や挑戦心のなさで
多くの旅館はまねもせず、変化もさせず廃業したり、
業績不振の言い訳を言ったりしているのでありましょう。

当社も54年も営業してますが、「変化」しているから
維持できていると実感します。
「変化」に対応できなくなれば残念ながら「去る」しかないでしょう。
「変化」を楽しみましょう。