社長日記

10月3日から、本社では、笑顔体操を始めました。
毎朝、本社では朝礼とクレド唱和をしておりますが、
少々マンネリ気味と1分程度ですが「笑顔体操」を始めました。

これが、おもしろい。(今のところ)
毎朝、司会の当番が変わりますが、
「笑顔体操」をする前、本当に笑顔になります。

楽しいから笑うのではなく、
笑うから楽しいのです。

「笑顔体操」は企業秘密ですが、
教えて欲しい人は教えてあげます。

グループ、現場全社で近く実施できるようにしたいと思います。

我々の業種(清掃、警備等ビルメンナンス)は、官公庁の契約では、
「物品」というくくりに入ります。
「人」が行うサービスを「物品」とは変な感じがしましたが、
仕様書に基づき、「言われた事を言われた時だけ言われたように」行うサービスなんて
「物」以外の何ものでもありません。

私たちが目指すのは、
「人」のサービスであります。
それは、
言われた範囲以上に
言われてない時も
言われた内容以上に行ってはじめて認められるものです。

それぞれの社員の方々が(いつでも他と取換える事のできる)「物」のサービスではなく、
(人に付随した唯一無二の)「人」のサービスと言われる事を期待しています

私は、この会社で「やれ」といった事は、ほとんどありません。
野に放たれた状態の当社社員に「やれ」と言っても、
自分にとって、いやな事は、「その時」だけ「やる」だけです。

要は、「やる気」にさせるか、「やる気」になるしくみをつくるか、
(あきらめて)「自分」でやるしかないのであります。

支店長時代、「報連相」を徹底しようと全現場にテレホンカードを渡しました。
すぐにクレームに対応したり、すぐにお詫びやお礼を言いたかったからです。

しかし、1か月たっても1回も電話はありません。
こんな時、「やれ」と言いに行っても仕方ありません。
彼らにとって、報連相はいやな事なのです。

私は、毎日、御用聞きのように現場に行きました。
支店のエリアを3つに分ければ、最低3日に1回は行けます。
その頻度でいけば、大抵の事はタイムリーに対応できます。

お菓子を戴いたお礼、便器を欠けさせたお詫び、補償・・・
タイムリーに対応すると、今度は現場にプレッシャーになります。
「起きた事はすぐ報告しないと」・・・・

私は、自分の思い通りに人が動いてくれないのは
すべて自分のせいだと思います。

先日、銀行さんの講演会でカルビーの会長兼CEOの
松本晃氏のお話を聞きました。
氏は、ジョンソン&ジョンソンの前社長で講演の内容は、
クレドの効用のような話が中心でした。

氏は、京大農学部出身で冷静で論理的な話し方が
大変素敵で「やっぱり、理科系出身が経営者に向いている」と
意を強くしました。(私も理科系出身)

ジョンソン&ジョンソンのクレドは、大変勉強になり、
当社のクレドに足りない物をみつけたような気になり、
是非、参考にしたいと思いましたが、

冒頭、氏の実績を語った時、
「利益率が良くならない売上増は、成長でなく膨張だ」という
きつい一言がありました。

「成長」を語る時、少なくとも「利益率」が高くなる「戦略」は
必要でしょう。

ドイツ参謀本部(渡部昇一)によると、
参謀の向き不向きを「やる気」と「能力」であらわすと、
1番良いのは、「やる気」も「能力」も高いタイプ。
これは、満場一致でしょう。

1番悪いのは、何でしょう?
本によると、1番悪いのは、
「「やる気」も「能力」もない」ではなく、
最悪は、「「やる気」はあるけど「能力」がない」タイプのようです。
これは、国をつぶします。

どっかの首相にそんなタイプがいましたが、
当社における「能力」は、「企業理念」を理解する能力が
一番大切であると思っています。

当社は、働く者が楽しそうに働く事ができ、
お客様やユーザー様に「ありがとう」と言われ、愛される事が
全ての前提条件です。

企業理念に全く賛同せず、
笑顔も挨拶もありがとうもなく、お金だけのために働く人が
いる事は、当社にとって最悪なのであります。