社長日記

最近、社員研修を行って、ありがたい変化が起こってきたなあ、
と思う事があります。

それは、「あれがない」、「これがない」と「できない理由」ばかり第一に言う社員が

「あれがある」、「これがある」と「できる理由」を探さなければ達成できない
という事に気付いた事であります。

どこまでこの考え方が定着できるかわかりませんが、
これを定着できるかできないか、
一番重要な事は、私が

「できない理由」を言わない人間になる事にかかっています。

今日は、朝、なでしこジャパンの試合を見てから、
ひとねして、会社に来ました。(ですから、疲れています)

おめでとうございます。
実力もさることながら「目標」が高かったから勝てたと思います。

さて、標題。
先日ある会社の年配の社員が若い社員に「将来はどう考えているの?」と聞いたら、
「さあ」との返答で嘆いていました。

これは、若い社員だけの問題ではありません。

私が社会に出て、一番最初に見たのは、先輩の姿です。
10年後、20年後の自分がそこにいるからです。
先輩が活き活き、楽しそうに仕事していて、給料もそこそこもらっていたら、
安心して、将来の夢を描いた事でしょう。

逆に、会社の悪口、仕事の悪口、ばかり言っている先輩と仕事したら、
その会社での「未来」なんて考えるはずがないでしょう。

新しく入社してくる人間の未来や希望は、自分が創ってやるという姿勢がないと
良いパートナーに恵まれないのではないでしょうか?

その責任は、全て社長ですが・・・

私の目標の一つは、当社で働いている方々が会社を愛してくれる経営をする事です。
この会社で働けて良かった、と思っていただく経営ができる事です。

しかし、社員のみんなに「愛社精神を持て」なんて思った事はありません。
仕事は自分のためにするのであって、
入社まもなく会社にまだ良い思いをさせてもらっていない社員が
「愛社精神」なんて持つはずないからです。

「自分のため」に一生懸命やって、その結果、「人のため」「社会のため」「会社のため」
になる事が理想であります。

この会社に入社した事によって、
「やる気」や「元気」や「可能性」を感じ、
「一生懸命」やって、「良い思い」をして、「愛社精神」が芽生える。
が、良いですねえ。

ある記事で、韓国の金型工場を訪問し、
総じて、日本より韓国の金型製作の納期が早い事に気がついた。
と書いてありました。

最近、急速に日本の金型業界の競争力が衰退していると感じていた筆者は、
競争力で負けているのは、賃金ではなく、技術だと気がついたそうです。

韓国は、日本の技術指導を受け、最初から3Dのシステムで「ものづくり」を
はじめているのです。日本は、残念ながら紙の図面からやってきた歴史があり、
最初から3Dではじめた韓国に後れを取り始めたようです。

日本やドイツの驚異的な復興は、全部、焼けたから最新式の工作機械で
古いアメリカやヨーロッパの工作機械と戦ったからとも言われています。

先日、性能世界1になったと報道されたスパコンでも、TOP500の数では、
日本は大幅に減らし、持っている台数では、中国に負けているのであります。

今ある利益を維持するには、現在ドル箱の物を変え、
現在生み出している利益を投資してはじめて、維持できるものだと
あらためて思います。

ただ参加していれば成長できた時代は過ぎ、
毎日、しのぎをけずり、勉強しなくてはついていけない時代になった事を
実感しない企業は消滅するのでしょう。

最近、とんとしなくなった事が、マンガを読む事とゲームをする事です。
10年ほど前までは、結構、暇をみて精を出していました。
(任天堂3DSは、いまだに封を切っていません。)

さて、先日、「仁」を観て、どうしても原作が読みたくなり、
マンガ喫茶に行ってしまいました。

原作との違いを確認すると、すぐに飽き、近くにあった
「太陽の黙示録」に読み入ってしまいました。

このマンガは、関東、東南海に一気に大地震が来て、
津波で5000万人以上の日本人が死に、フォッサマグナの線に沿って日本が
陥没する物語です。

今回の東日本大震災とあいまって「うそ」のような気がしません。

日本は、災害大国なのであります。
日本の企業は現在、世界一であると思います。
しかし、我々が、災害大国に住んでいるとして、危機管理しなくては、・・・・
そんな事を思いました。