社長日記

春闘について思う

春闘について思う

トヨタやホンダの春闘の記事が新聞をにぎわしています。
景気も少しずつ回復傾向のなか、精一杯の数字なのでしょう。
私は、それ自体は「うらやましいなあ」と思いながら、考える事は、

各企業は正社員だけで業績を上げているの?です。
多くの企業は、非正規社員が大きなウエイトを占めています。
私が思うのは、そろそろ、全体のパイが一定のなか、再配分をしたらどうでしょう?です。

私が当社で行ったはじめての改革は、役員の給料カットでした。
入社して5年、支店長を3年経験した後、本社にもどりびっくりした事は、
役員と一般管理職の給料格差です。
労働効率の悪い役員の方々の給料をバサッと切り(自分も含めて)、
その分、部長、課長の給料を増やしたら、次の年は130%の利益増になりました。

企業内における正社員と非正規社員の格差。
官公庁における、職員と外部委託会社の格差。
(たとえば、給食業務や市バス等の運転手なんてすさまじい差です。)

大幅な成長が見込まれない環境になり、
賃金においても既得権益を守るのではなく、徐々なる再配分を行う事が
成長への道ではないでしょうか?

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