社内報・スタッフの声
責任ある積極財政
2026.02.01

春寒の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
年明け以降、挨拶回りや新年会が続き、慌ただしい日々が続いております。
さて、年初に選挙が行われる事が決まり、各政党から「物価高対策」や「減税」が声高に語られています。家計にとって有難い話である一方で、果たしてそれで日本の将来は良くなるのか、経営者として考えさせられる場面が増えています。
アベノミクスが始まった、2012年当時、1ドル80円前後だった為替は、現在では160円近くまで円安が進みました。この14年で、円の価値は実質的に半分になったとも言えます。海外から見れば、日本の物価も賃金も 「驚くほど安い国」 になってしまったのが現実です。日本の問題は、物価高でなく、給料安です。
失われた30年を一気に取り戻すことは簡単ではありません。しかし私が最も大切だと考えているのは、これ以上の円安を食い止め、物価上昇を正しく価格に反映し、その上で賃金をしっかりと上げていくことです。
そのために必要な「責任ある積極財政」には、私は賛成です。無責任な減税という、バラマキではなく、成長と賃上げにつながる投資こそが求められていると感じています。(ちなみに、私たちが大好きなハワイでは、清掃スタッフの時給は約2,900円のようです。日本の現状と比べ、皆さんはどう感じられるでしょうか。)
出生数が70万人を下回る時代を迎え、日本は大きな転換点に立っています。
目先の対策だけでなく、「10年後、20年後の日本をどうしたいのか」。
選挙という機会を通じて、ぜひ一人ひとりが考えてみてほしいと思います。
寒くなりますがご自愛ください。